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2004年8月27日(金) |
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今日は朝寝坊。たまっている日記を書く以外には予定はない。普通の旅行者はヌクスに来るとは美術館に行くのだが、病院を2つ見学して満腹なので行く気がしない。部屋にこもって佐藤さんのバイオで日記をひたすら書く。病院見学のまとめもあるのでけっこう大変だ。
昼ご飯はカレーを作って食べることにした。佐藤さんが近所から材料を買いそろえてくれたが、日本とは違う。牛肉は骨つきで売っているので切るのが大変。にんじんは黄色い。日本の「こくまろカレー」があったのでそれを使ったが、ずいぶん違う味になった。難しいなあ。佐藤さんの彼女も遊びに来ていて、4人で食べた。 その後は佐藤さんたちが少林寺拳法教室を開く手続きで外出。クリスも出かけて一人で留守番になった。黙々と日記を打ちつづける。キーボードだと速い。
ところで私がいまいるのはカラ・カルパクスタン共和国の首都だ。この共和国はカラ・カルパック人による自治をうたっているが、実際は他の州と同じように中央政府に属しているらしい。彼らはカラ・カルパック語を話し、独自の国旗を持つ。そのうち佐藤慶一さんがネット上で紹介してくれるだろう。
夕食は8時に近くのレストランへ出かけた。入り口がめちゃくちゃわかりにくい。看板を出すと税金をとられるので看板は出さないそうだ。そのかわり警官に賄賂を払わなければならない。やれやれ。警察は飲食店は夜11時以降営業してはならないと定めておいて、11時以降も開いている店から賄賂をとるそうだ。やれやれ。夕食はピースコ(詳しく知らない)の人たちが集まってにぎやかになった。現地の女性と外国人男性とのカップルが多い。みんなうっぷんが溜まっているようでこの国への批判をいろいろと聞いた。前途多難そうだ。
部屋ヘ帰ったのは遅かった。慶一&クリスは映画『スターリングラード』を観ていたが、私はインターネットをさせてもらった。やっと電話回線が復活したのだ。これでデータを日本へ送れた。明日はいよいよヌクスを発つ。 |
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