シルクロード日記:ウズベキスタン
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 天  候:晴れ  最高高度:--m
最高気温:--度 終点高度:--m
最低気温:--度 終点緯度:--.--.--
走行距離:--km 終点経度:--.--.--
走行時間:--時間--分 宿泊:A ペンションMeros
終着地 :ヒヴァ 宿泊代 :10$
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2004年8月23日(月)
夕方のヒヴァを歩くのは最高  まもなく夜
夕方のヒヴァを歩くのは最高 まもなく夜
2泊したこのペンションを今日出発する。おいしい朝食で送り出してくれた。しかもボリュームがあって大満足。私の自転車と大きな荷物はここに置かせてもらうことにして軽装で出発した。今週の土曜日に戻ってくる予定だ。夫妻は自転車も含めて荷物をすべて持っていく。それでも充分余裕があるほど大きな車が迎えに来た。ツアーインフォメーションの人が最初だけ一緒に乗って集金。かなりマージンを取っているようだ。ドライバーたちは英語ができないので直接交渉する機会が少ない。言葉ができるというのは強い。まあ逆に言えばバスターミナルに直接行って交渉すればもっと安く乗れたわけだが。私はここに戻ってくるが二人は宿の人とはここでお別れ。別れを惜しみつつヒヴァへ向けて出発。

最初は順調に思えたが右の後輪あたりからガタガタと怪しい音が聞こえる。郊外へ出ると砂漠地帯が始まり時々あるポリスチェックの他にはほとんど何も建物が見当たらない。でも自動車は自転車と違って速いので時々カフェの前を通り過ぎる。そして10時ごろにカフェに入り私たちはお茶を飲み、ドライバーたち(2人、兄弟?)は車の修理を始めた。右の後輪ではなく左の前輪をいじっている。先が思いやられる。しばらく車をいじっていたが何とか走れそうだという話になりようやく出発。

砂漠地帯の中を進み、ついにウルゲンチまでやってきた。ここからヒヴァまでは25km程度しかない。しかし自動車修理屋で大休憩となってしまった。左前輪のハブが割れていたのだ。他の車が修理を終える中、私たちの車はなかなか修理が進まない。5時を過ぎてからようやく修理が終了して出発し、ヒヴァには6時過ぎに到着した。せっかく車をチャーターしたのにバス並みに時間がかかってしまった。ちなみに修理代は70000ソム(70$)かかったらしくドライバー二人ともかなり落胆していた。

ヒヴァの北門の前で車を降りて自転車に荷物を載せたりしていると男性が近づいてきて5$のペンションがあるという。安すぎるとは思ったがついていってみた。そこは「Meros」という家族経営のペンションで城壁のすぐ近くにあり、2階の部屋の窓からの眺めはすばらしかった。実際には5$のはずがなく、一人あたり10$で決着。ペンションに荷物を置いてすぐに街の中を散策した。古い町並みがそのまま残っていて中世にタイムスリップしたような感じだった。夕食はペンションに頼まずにカフェへ入ったがいまいちだった。変にがんばって西洋風にしているものだから奇妙だ。ラグメンを頼んだら煮込んだスパゲッティーが出てきた。世界遺産に指定されて観光客も増えがんばっているのだろうが、ちぐはぐな印象を受ける。しかしオープンカフェはミナレットの前にあり眺めは素晴らしかった。

宿に戻ると今度は屋上からの眺めが素晴らしかった。星空の下に城壁のシルエットが浮かび上がっている。ヒヴァの城壁は低いのでペンションの屋上とほぼ同じ高さだ。ここで三脚を使って撮影をした。うまく撮れているといいな。
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