今日はアゼルバイジャンのビザを受け取りに行くという大イベントがあり朝から落ち着かない。同室のアメリカ人はトルクメニスタン大使館へ行くといって朝早くから出かけた。私のビザは午後3時〜4時受け取りなのでしばらく時間がある。とりあえずバザール見物とインターネットに出かけることにする。ネットカフェは宿近くのガンガーデパート沿いにあり、USBが使えたのでデータ送信に成功。日本語も表示できたので丸2時間もかかってメールを整理したり返事を書いたりした。そして地下鉄でチャルス・バザールへ。とても大きなバザールで日用品は何でもそろいそうだった。しかし欲しかったインスタント麺は見つからず。パスタは売られているのだがゆでるのに時間がかかるので敬遠した。
そんなことをしているうちに時間が迫ってきたのでホテルヘ戻って支度をしていざアゼルバイジャン大使館へ。徒歩と地下鉄を組み合わせてぴったり3時に到着したところ、すでにソノベくんという日本人が一人で待っていた。トランジットビザを取るため今日バスポートを預けたがキャンセルしたいという。バクー(あるいはトビリシ)行きの航空券が取れず、この4日間タシケント市内を駆け回っているそうだ。この町でビザに泣かされている人は多い。きちんと3時に到着したにもかかわらず30分近く待たされて、ようやく中に招き入れられた。昨日と同じ人(大使?)が対応して無事にアゼルバイジャンビザを取得。入国日指定の1ヶ月ビザだ。その後二人でお茶(といっても私はビール)しながらしゃべっているとソノベくんから旧ソ連国に対する不満が出てくる、出てくる。バックパッカーとサイクリストでは感じ方がかなり違うようだ。彼は私がトルファンで会った三橋くんとカシュガルからのバスで一緒になリ3日間ほどともに行動したそうだ。三橋くんは自転車のディレーラーをオランダ人サイクリストから譲ってもらえたが、そろそろ日本へ帰ろうかと言っていたらしい。あと、ソノベくんはすでにグルジアビザを取っていて、彼によればアゼルバイジャンと違ってなかなか感じの良い対応ですぐにビザを出してくれるとのこと。最近はテロなど物騒でいつビザが下りなくなるかわからないので、私もタシケントでグルジアビザを取ることにする。
カフェを出て地下鉄の駅まで歩いていると途中にトルコ航空のオフィスを発見。ここに入ったところ日本語のできる女性がいてソノベくんに対応してくれた。彼女はNORIKO学級のことを知っていた。この人も文部科学省の試験を受けたが最後で落ちてしまったという。やはり難しい試験のようだ。
そして地下鉄で日本センターヘ。ここには日本の本、雑誌、ビデオなどがあり、有料だがインターネットもできる。もう一人の日本人とここで合流して再度地下鉄に乗りこみ韓国料理屋へ。小鉢がたくさん並び、肉は店員さんが焼いてくれる韓国式の焼肉。けっこうおいしかった。外国に来てもお米を食べたくなるタイプではないが、ここのご飯はおいしくてたくさん食べた。あと、スイ力が甘くておいしかった。上野のアメ横にある八百屋で働いていたというソノベくんも絶賛していた。お腹を満たした後はスーパーで買い物して一人でホテルヘ帰った。かなり遅くに同室のアメリカ人が疲れた様子で帰ってきた。今日は収穫なしだったらしい。この町でビザに泣かされている人は多い。
※日本センターのインターネット
ビルの前で荷物をチェックされた後、中の受付でパスポートを提示して入館証をもらう。10分150ソム(今日から値下げ!)。OSは日本語版WinXPなので日本語環境は問題なし。接続速度は遅い。
※ガンガーデパート近くのネットカフェ
1時間950ソム。OSはWin2000、ドライブはFDのみ、USB端子の使用は問題なし。接続速度は日本センターより速い。 |