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2004年8月4日(水) |
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朝早く目が覚めた。カシュガルを出てから2回国境を越えていつの間にか日本との時差は4時間になってしまった。体がまだ対応できていない。6時に起きて日記を書くという今まででは考えられない行動に出た。書き終えて二度寝しようとしたらホテルの従業員が部屋をノックしてきてパスポートを返してくれた。宿泊の登録手続きが済んでいて紙が挟んであった。ひと安心。
二度寝をあきらめて準備をして出発。外はすでに多くの人出で広場はにぎわっている。昨日の食堂に行くとすでに朝食の客で混んでいる。またしてもシャシリクを注文。さっさと食べ終えたあと、気分よく送り出してもらった。
昨日がんばったのでリシュタンまではもう50kmもない。途中は村が続いていて商店が多い。村の人が「こんにちわ」と日本語で声をかけてくれるというオアシスめざしてどんどん飛ばす。途中で車に声をかけられて自転車を停めて雑談し、近くの商店へ。ここのおばさんは英語の先生をしていると言って英語で対応してくれた。まわりは20人近い人だがりで私のことを見ている。アイスをただにしてもらい喜んでいるとおなじみのメロンが出てきた。ちょっと買い物に寄っただけなのにすごい歓迎ぶりだ。ここはアジアだ。
商店であと21kmと言われてさらに進む。リシュタンに入ってすぐのところで「NORIKO」と尋ねても通じず不安になりつつ先へ。町の中心部で何度か尋ねてようやく案内してくれる人が見つかり学校へ向かった。途中で日本語ペラペラの若い男性に声をかけられ、今度はこちらに付いて行き、やっと到着。 |
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