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2004年8月13日(金) |
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今日はグルジアビザを取りに行く。スタンプラリー3日目だ。ここタシケントではグルジアビザを簡単に取れるらしいので、何とか今日で終わりにしたい。同室のアメリカ人ははトルクメニスタン大使館へ行く。こちらは対応が悪くて有名なので彼のラリーはまだまだ続くだろう。地下鉄で悪徳警官に捕まると遅刻してしまうのでタクシーを使ってグルジア大使館へ。降りてからけっこう迷ったが10時過ぎに到着できた。大使は聞いていたとおりの気さくな人で親切な対応だった。12時にもう一度来いと言われたので近くのネットカフェで時間をつぶしてから行ってみたところ、ビザはできあがっていた。2週間滞在できるビザが60$で即日発行だ。ここで取ってよかった。
話はそれるが大使館近くのネットカフェは時間制ではなくパケット制で課金していた。ちょっと慣れない感じがしたが実際は時間制の場合とそんなに料金は違わなかった。ここは日本語表示不可で英語のページばかり見ていた。中国を出て以降、日本語が表示できないカフェが多い。OSはXPだったりするのだが。
さて、ひと仕事終えて散歩がてら歩き始めた。途中でタクシーに乗ろうと思ったが全然なくて結局かなり遠い地下鉄駅まで歩きとおしてしまった。とても日差しがきついので体にこたえた。ホテルの最寄駅のホームでは警官に呼びとめられたがバスポートチェックだけで済んだ。若いのにひげが長いから目立ったのかもしれない。
じつはビザ以外にも問題がある。トルクメニスタンの招待状を持参するのを忘れたのだ。これがないとウズベク出発の際にもめる可能性が高いのでコピーを日本から受け取る必要がある。5ドルの安ホテルにFaxはなし。日本からeメールで受け取ったファイルを開くとロシア語OSのパソコンはフリーズ・・・。結局、来週合流する細川夫妻に持ってきてもらうことにした。国境って本当にわずらわしい。
その後は自転車のメンテ。トルファンで三橋くんにやってもらったようにシフトワイヤーにグリースを塗った方がよいようだ。グリースは補給物資の中に入っている。さて、外出していつものようにパトリオットというビールを飲んで夕飯から帰ってくると、ものすごく疲れた様子のルームメイトに出くわした。トルクメニスタン大使館の中には入れたが大した成果はなかったようだ。失意のアメリカ人に、私が中野先生から餞別に頂いたおもちゃの眼鏡をかけてやったら、少し気が晴れたようだった。これをかけると全てがハートマークになる。しかし、彼のスタンプラリーはまだ続く。 |
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