シルクロード日記:ウズベキスタン
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天 候:晴れ
最高高度:1114m
最高気温:34度
終点高度:430m
最低気温:18度
終点緯度:41.19.25
走行距離:117.2km
終点経度:69.14.43
走行時間:6時間50分
宿 泊:B ホテルハドラ
終着地 :タシケント
宿泊代 :5000us
2004年8月10日(火)
厨房に勢ぞろい
アップダウンの続く丘陵地帯
朝は少し寒かった。それよりも問題なのはかゆさ。手、足、わき腹、あちこちがかゆい。膨疹が大きめで、蚊に食われたのとは違うようだ。まいったなあ。この怪しい草むらに無防備に入ったせいだ。ずっと軍手をしておくべきだった。さらにもう一つ災難が。朝寒かったのでテントの中でラーメンを作ったのだが、加熱した五徳をあやまって直接置いてしまい、テントに穴を空けてしまった。やれやれ。気をとり直して出発。
しばらく走るとアングレンに到着。売店で買い物をしたが食堂には入らず。この町のどこにホテルがあるのか全く見当がつかない。この町に限らないが、ホテルの数が少ない上に看板を出していなかったりするので、見つけるのがとても難しい。昨日はテントを張って正解だった。
アングレンの町を出て30km強でアカンガランという町に着き、そこのカフェで昼食。飲食店は少ないのですごく混んでいる。ただしメニューは大したものはない。スープ、サラダ、ブロフ(ビラフ)を完食し、店の人と写真を撮って出発。町を出てしばらくしてアップダウンが始まった。典型的な丘陵地帯の地形で、アップダウンをくり返しつつ平均的な高度はほとんど変わらない。風はわりとよくて時々だが追い風もあった。30km近い丘陵地帯を走りきり、少し上っていくと久しぶりの検問。そこで「タシケントまであと5km」と言われペダルが軽くなる。しかし実際はタシケントに入ってからが長く、タシケントに入る検問からホテルハドラまで20km近く走った。東京並みに大きな町だ。
ホテルはガイドブックにある通り格安で、5000ソム(5$)で泊まれた。混んでいるからと別の日本人と相部屋にさせられたが、日本語でいろいろと話せてむしろよかった。彼は全寮制の高校の教師で、夏休みを使って1ヶ月旅しているという。学校の先生なんて日本では会ったことがないのに旅をしていると会う。
明日はアゼルバイジャンのビザを取りにいく。どうなることやら。