シルクロード日記:中国
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 天  候:晴れのち曇り  最高高度:--m
最高気温:--度 終点高度:--m
最低気温:--度 終点緯度:--.--.--
走行距離:--km 終点経度:--.--.--
走行時間:--時間--分 宿泊:A其尼瓦克賓館
終着地 :喀什 宿泊代 :80元
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2004年7月25日(日)
エイティガール寺院  今夜も民族舞踊を鑑賞
エイティガール寺院 今夜も民族舞踊を鑑賞
午前中わりと早めに3人で出発。古い街並みをバザールの方へ歩いていく。横井さんは今日も写真を撮りまくっている。道はやはり工事が多く歩きにくい。かなり深く地面を掘っていたが配管工事は行わないのだろうか?大林さんから教わったことだが、路面のパターンが六角形だと通りぬけられる道で、長方形だと通りぬけられない道だという。しかし工事・改修を重ねるうちに例外もできるとのこと。よくそんなこと知っているなあ、と感心。通りには理髪店が多かった。帰りに寄って切ってもらおう。
エイティガール寺院の正面は以前は花壇が広がっていたそうだが、今は大きな広場になっていた。殺風景だ。当局にしてみれば大きな広場がある方が軍事的に好都合なのだろう。ここも帰りに寄ることにしてバザールへ。何しろ腹が減っている。

寺院前広場から道路を横断するとバザールが始まる。タンデム世界一周の宇都宮夫妻が中央アジアで入手に苦労したという蚊取り線香が屋台で売っていた。しかも特大サイズ。しかしまだ余っているので購入せず。ポロを食べたかったがまだ朝食の時間帯なので見当たらず、サモサを初めて食べた。肉汁が香ばしくてとてもおいしかった。サモサなんて田舎の村じゃ食べられない。ところでここの屋台に羊の臀部(お尻のあたり)が吊るしてあった。わざとお尻を大きく育ててここの脂肪を料理に使うのだそうだ、というのは横井さん談。本当にみんないろいろなことを知っている。バザールもどんどん新しくなっている。国貿市場の建物も新設・拡張されており、大林さんのなじみのスパイス屋を見つけるのに時間がかかった。そこではサフランを1g12元(約180円)で25g購入していた。日本で買うとずっと高価だそうだ。

来た道を引き返してエイティガール寺院へ。このモスクは地味だった。17世紀に建てられた新疆最大のモスクだという。まあ、派手なのはサマルカンドで観れるだろう。そしていよいよ散髪。通りかかりの理髪店へ適当に入る。敦煌でYingYingCafeの大家さんにやってもらった、解放軍仕込みのトウ小平カットともお別れだ。全体的にかなり短くしてもらった。こっちの若い人はあごヒゲを伸ばさないので不思議がられたが、剃らないでそのままにしてもらった。お代は2元。安いなあ。ちなみに青空理髪店(?)ではスキンヘッドしか選択肢はなく、水がないので頭に唾をかけながら髪を剃る・・・。
午後は部屋でゆっくりした後、ホテルの警備員にことわって植木用のホースで洗車、そしてネジの増し締め、注油。自転車もカシュガルで静養して元気になってきた。
夜はレストランで民族舞踊を鑑賞。昨日のショーがいまいちだったので今日にかける2人の気持ちは熱い。横井さんはさすがカメラマン、女性ダンサーが登場する時にはすでに最前部へ陣取ってシャッターを切り続けている。大林さんも全く負けていない。素足でイスの上に立ちビデオ撮影。うちのテーブルはひときわ目立っていた。肝心のショーはというと昨日よりもずっとよかった。というか、昨日がひどすぎたというのが見比べてよくわかった。それにしてもウイグル人は踊りが好きで、ディスコタイムになると楽しそうに踊っている。ショーを観るより自分が踊るのが楽しみのようだ。デジカメで動画撮影したのでそのうち公開しようっと。

観光が続いているので予定を変更し、明日出発せずに一日休み、あさって出発することにする。そろそろまた自転車モードに切りかえなくては。
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