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2004年7月24日(土) |
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朝起きるとさっそく自転車をいじった。じつは昨夜すでにクイックレバーを交換しておいたのだが、その部分を再確認する。問題ない。これで毎日締めなおす必要がなくなった。そしてクラフトハウスの田口さんに国際電話して現状を報告、リムテープについてアドバイスをもらった。確認したところ前輪のリムテープがずれていたので大林さんから受け取った新しいものに張り替えた。
その後、大林さん、横井さんが知り合いのウイグル人の家を訪問するのに付いていった。おそらく観光客は来ないだろうというような、下町の路地裏といった風情で、まさにウイグル人居住区だった。ただしこのあたりも道路拡張工事が行われていて、変化の波を感じる。少し迷ってたどりついたその家は大林さんがウルムチでよく頼む通訳さんの実家だそうだ。80オ過ぎのお父さんが一人で応対してくれたのだが、何か物を取りに行くだけでもかなり息を切らしていて、見ていて心配になってしまった。家族はみんなでバザールヘ出かけているらしい。やはり訪問を事前に知らせておいた方がよかったかもしれない。奥の間は壁にびっしりと置物が飾ってあり絨毯も上等で、以前に泊めてもらったウイグル人の家よりも裕福そうだった。お父さんは共産党員でわりと自由に外国へ行けるのでメッカヘ巡礼したことがあるそうだ。まず第三国へ出国しそこからメッカ入りするが、その際パスポートにスタンプは押さずに行って帰ってくる。なお、巡礼者はビザ免除とのこと。お母さんの場合はもう少し大変なようだ。これまでウイグル人は他国のムスリムに比べてあまり熱心でないように感じていたので、妙に安心してしまった。
夜はホテルのレストランで民族舞踊を鑑賞。目の肥えた二人によれば「B級」との評価。たしかにバンドはやる気ないし、緊張感が欠けていた。まあ特に民族舞踊に興味があるわけでもないが、もし機会があればそのうち一流のものを観てみたい。
明日はウイグルの旧市街を歩く予定。詳しい人たちと一緒なのでいろいろと楽しい。 |
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