シルクロード日記:トルコ
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天 候:晴れ
最高高度:--m
最高気温:--度
終点高度:--m
最低気温:--度
終点緯度:--.--.--
走行距離:--km
終点経度:--.--.--
走行時間:--時間--分
宿泊:A DiVAN OTEL
終着地 :サムスン
宿泊代 :13mil.
2004年10月23日(土)
サムスン中心部の特設遊園地
自転車屋さん。腕は??
今日はオフだが朝からやることがある。昨夜シャワーのお湯が出なかったので、新しいホテルを探すのだ。安宿街を時計塔の方へ歩いていくとホテルがずらりと並んでいる。三軒目のDiVAN OTELは13ミリオンでホットシャワー問題なし、自転車をフロントの脇に置かせてくれるというのでここに決めた。私は自転車を嫌がるホテルには泊まらない。手早く準備して新しいホテルへ移動し、すぐにチェックイン。部屋はとても狭いシングルルーム、トイレ・シャワーつきだがテレビはなかった。どうせテレビを観ても面白くないので関係ない。
シャワーを浴びてから高級そうなスーパーに買い物に行った。自転車のボトルケージに合う大きさのペットボトルを必死に探すが見つからなかった。今使っているボトルはトルクメニスタン以来だからもう1ヶ月以上になる。さすがに交換しないと不衛生だ。どうしようか。中国では大きなペットボトルがなくて、中央アジアでは小さなペットボトルがなくてそれぞれ苦労した。トルコの場合は大小様ざまなのだがちょうどいいのがない。5リットルの水や3リットルのコーラなんてもし中国で見つけたら感動しただろうに。そしてもう一つの悩みの種は電池だ。とにかく粗悪品が多くて持ちが悪い。1ミリオンショップ(日本でいう100円ショップ)にも妙に軽い粗悪品を置いてあった。粗悪品には懲りたのでこの高級スーパーで電池を購入した。VARTAというメーカーがまずまず信頼できそうだ。単一電池[LONG LIFE]が2本で3.4ミリオン、単三電池は4本で1.75ミリオンだった。単三電池は他メーカーのもっと高いアルカリ電池もあったがとりあえず試しにVARTAを買ってみた。結果はしばらくしたら出るので楽しみだ。ところで「スニッカーズ3本で1ドル」という法則がキルギス以来成り立っていたのだがついにトルコで崩壊した。ここでは1本1ミリオンだから1ドルで1.5本、つまり値段が倍になった。グルジアで買ってきて0.8ミリオンくらいで売れば儲かると思うが。
さてスーパーの次は自転車屋へ。どれもパッとしないが小さな自転車屋がたくさんある。ラマダンがらみでナイトランが増えるためテールランプを付けたい。シートステーに取り付けたいがワイヤーロックと干渉するのが問題。自転車屋さんと一緒に作業して、ワイヤーロックを前向きに変えてテールランプと一緒に串ざしにすることで解決した。15$を10$にしてくれたがそれにしても高い。中国で買ったら安かったな。このテールランプに限らず自転車用品は中国製がとても多かった。イスタンブールには本格的なショップがあるだろうからぜひ期待しよう。ただし本当に楽しみなのはEUに入ってからで、オルトリーブのバッグを安く買いたいと思っている。輸入しているから日本ではあんなに高いんだろう。
自転車屋の次は床屋だ。何だか楽しくなってきた。ホテルの近くの人たちも顔を覚えてくれて魚屋が声をかけてくれたり、自転車屋の前で携帯電話で一緒に写真を撮られたりした。散髪は5ミリオンでシャンプー付き、ひげそりはオプション。ばっさり切ってワイルドになった。やっぱり短髪は気が引き締まる。