シルクロード日記:アゼルバイジャン
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天 候:曇り
最高高度:--m
最高気温:--度
終点高度:--m
最低気温:--度
終点緯度:--.--.--
走行距離:--km
終点経度:--.--.--
走行時間:--時間--分
宿泊:A Gence Mehmanxana
終着地 :ゲンジェ
宿泊代 :20$
2004年10月5日(火)
ゲンジェの中心広場
スープにはそばの実(?)が入っていた
部屋に暖房がないので夜は寒かった。外を見ると今日もどんよりと曇っている。8時半頃に起きてパンとチョコを食べ、準備にとりかかろうとしたが予定を変えて今日は休むことにした。アゼルバイジャンのビザは滞在日数30日なのでまだ充分余裕があるが、グルジアビザは滞在日数14日しかないのでグルジアに入ってからはあまりゆっくりできない。グルジアは500kmしか走らないが、山岳地帯が多いので日程を長めに見積もっておく必要がある。つまりトビリシでゆっくりできないからゲンジェで一日休みをとるというわけだ。しかし20$のホテルに2連泊は痛い。フロントに行くと昨日の男性に今日チェックアウトするよう言われたが、彼より格上の男性の助け舟でもう一泊オーケーになった。おそらく一泊だけだから20$にしてやったということだろう。部屋によっては100$払っている客もいるそうだ。旧ソ連は客引き合戦とか値引き競争は乏しいからサービスと値段が釣りあわない。トビリシには旅行者が集まる民宿が2軒あり、バクーで会った田中くんから場所を教わっておいたので、宿の心配はない。
さて、部屋でのんびりテレビを観ながら日記の整理をする。トビリシでもインターネットはできるだろうが、ここでできればここで送る。今目の前にあれば今買う、今利用できるサービスは今利用して用を済ませる、この旅で学んだ教訓だ。食事をしに外出すると皆が私の方をじうじろ見る。バクーでは時々中国人を見かけたがこの町に東洋人はおらず非常に目立つ。歩きづらくて仕方ない。キオスクのおばさんが「私はイラン人、あなたは?」と声をかけてくれたのが妙にうれしかった。どこに行っても少数派は少数派に優しい。そういえばガバラで泊めてくれたおじさんはレズギン人だった。食堂を出てぶらぶらしているとネットカフェを発見。ここで日記の送信に成功。ウズベキスタンと違ってまともなWindowsXPなので日本語表示もオーケーだ。ついでにデパートへも行ったが貴金属店と電子部品の店が多く、衣料品などは全然なかった。
さあ、夕飯のため2回目の外出。昨日の夕飯と同じ店へ行き、食べ終わったらさっさとホテルへ。夜は暗いので人目が気にならず昼より歩きやすかったりする。別に悪いことをしているわけではないが。
☆ゲンジェのインターネットカフェ
町の中心の広場から北西の方角に出ると店が並んでいる一角があり、そこに2軒ある。隣り合わせの2軒のうち左側に入った。OSはWinXP、日本語表示可、USB使用可、ドライブはFDのみ。回線はダイヤルアップのため遅い。1時間2000マナト。