シルクロード日記:中国
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 天  候:快晴  最高高度:1652m
最高気温:26度 終点高度:1652m
最低気温:--度 終点緯度:39.47.74
走行距離:19.5km 終点経度:98.16.16
走行時間:1時間08分 宿  泊:A 方圓招待所
終着地 :嘉峪関 宿泊代 :26元
2004年6月8日(火)
 ついに嘉峪関にやってきた  伝令の馬が駆け上がれるように坂になっている。かなり急
ついに嘉峪関にやってきた 伝令の馬が駆け上がれるように坂になっている。かなり急
やっと体調が回復してきた。今日は嘉峪関まで20km走るだけなので朝はゆっくり。最近はバナナに飽きてきたし、暑くてすぐに悪くなるので、大きな町でチョコを買っている。というわけでデパートでチョコを買いだめ。田舎町ではチョコは売っていない。行列に釣られて大量に「何も入っていないたい焼き」を買ってしまい、宿の人にあげた。5元出したら1kgも袋に入れられた。何でもかんでも測り売り。

天気は快晴。20kmだがイッキには行けない。途中で休み休み進む。酒泉日報の人と話したが、世間話だけで取材にはならなかった。そしてなんと3回目のパンク。今日も休憩後。同じパターンだ、かなり反省。
嘉峪関の街はガイドブックにもあったとおり整然としていた。タン吐き、タバコ、駐輪に関して罰金の張り紙が目につく。中国人から罰金をとるのは大変だ。学生時代にハルピンで後輩が地面にタンを吐いて罰金を払わされたのを思い出す。その時に地元の女性は泣き叫んで抵抗していたっけ。
さて観光。嘉峪関の関所は「関城」「城楼」とか呼ばれている。実際に関所を目にすると、シルクロードという実感がわき感慨深い。この街の郊外には万里の長城の西端もある。さらに西∧進み敦煌を越えると漢民族のいうところの西域となる。もうすぐ西域だ。入場料は高いけど充分に観る価値があると思った。ただし暑くて長城博物館は超速で、黒山石雕群は観なかった。それでも日射病になりかけたほど。

町が新しいので飲食店も(まだ?)きれいでわりと安心して食事できた。昼に食べた牛肉面はこれまでで一番うまかった。思わずスープまで飲みそうになったが安全のためやめておいた。夕飯は炒飯。これもうまかった。ここはファーストフードぽくて、ハンバーガーも食べた。昨日と違いレタスは入っていた。おみやげに大きなチキンサンドも買った。力を養って明日から敦煌を目指すぞ。
嘉峪関ではMTBやロードレーサーらしき自転車をけっこう見かけた。パーツは安物だが、それでもやはり一般車よりは値が張るのだろうか、乗っている人はちょっと自慢気だったりする。エクステンションバーを付けている人が多かった。あと、電動自転車をこれまで訪れた中で一番多く見かけた。一体いくらぐらいするんだろう。みんな電動なのをいいことにスピードを出していて危ない。

★嘉峪関関城
嘉峪関賓館前の大きな十字路からタクシーで10分かからない。メーター立てずに片道10元。入場料は60元で、関城のほかに景区、長城博物館、黒山石雕群が含まれる。夏季は20時まで。
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