シルクロード日記:中国
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 天  候:晴れ  最高高度:1780m
最高気温:27度 終点高度:1600m
最低気温:--度 終点緯度:39.21.45
走行距離:72.5km 終点経度:99.03.20
走行時間:5時間53分 宿  泊:B 清泉旅社
終着地 :清水鎮 宿泊代 :15元
2004年6月6日(日)
 丘の上にあるのは人工物。チベット系?  小さな(?)竜巻。あちこちで砂煙が立ちこめる
丘の上にあるのは人工物。チベット系? 小さな(?)竜巻。あちこちで砂煙が立ちこめる

昨夜は腹がパンパンに張って食事とれず。今朝も食べなかったら走れないので、昨日買っておいたカップラーメンを食べてから出発。せっかく3日も休養をとったのに台無しだ。
最近は乾燥地帯をしばらく走るとそのうちに前方に緑が見えてくるというパターンが多い。乾燥地帯は30〜40km続くことがあり、その間は集落がない。しかし、ここは中国。人影

 

が全く消えるわけではなく、工事現場の人たちの姿は見かける。中国は本当に人が多いなと思う。

さて今日もそのパターンで、乾燥地帯を走って標高1800mをクリアしないといけない。しかし強い向かい風で大苦戦。またしても自転車を降りて押してしまった。チョコなどでつないで何とか目当ての集落までたどり着いたが、旅社に入った時は低血糖で手足がしびれてきた。ハンガーノック寸前だ。具合い悪かったが無理やり炒面を食べた。旅社の人がおごってくれた。部屋は4床のドミトリーだったが他に客はいなかった。そのうち中国人客が来たが相部屋を嫌い、去ってしまったようだった。体がきついので早めに寝ようと思ったが腹が痛くて眠れない。悪夢だ。しかも日が長くなってきて夜9時ごろまで外は明るい。10時、12時とそれぞれ男性1名がチェックインしてきて、その度に部屋の明かりがともる。腹痛は続く。悪夢だ。ほとんど断眠で過ごした。ここで一日休む手もあるが、トイレはかなり不潔だから食事も怪しい。清潔地帯に行くのがベターだろう。病院もあるし。

今日の宿。サッカーコートがとれるくらい広い広場があって、そのまわりに商店や旅社が軒を連ねている。商店などの入口は通りに面しているので、それぞれの裏口を抜けると広場に出ることになる。こういう作りはけっこう多いが要注意。看板や入口だけきれいなことが多いからだ。ここの場合もトイレは再悪だし、水道も劣悪だった。ただし人はいいんだよな。そういえば広場で「教練車」と書いたトラックで教習とやっていた。ポールを6本立ててその中でトラックを動かす。まさかこれで免許がとれるのか...。

今日はトラブルが多い日だった。パンク1回。自転車を草むらに立てて昼寝していたら、まもなくパンク。パンク草か?灼熱の日差しの下でチューブ交換。その後はカメラのレンズ。明るさ(f値)のリングが馬鹿になってしまった。宿に着いてからレンズを分解して原因をみつけ、解決。自分で修理できた。信じられない。

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