シルクロード日記:トルクメニスタン
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 天  候:晴れ  最高高度:250m
最高気温:38度 終点高度:--m
最低気温:--度 終点緯度:--.--.--
走行距離:104.6km 終点経度:--.--.--
走行時間:5時間4分 宿泊:A ホテル トルクメニスタン
終着地 :アシュガバット 宿泊代 :--
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2004年9月6日(月)
遺跡を背にしてアフメトさんと記念撮影  パンク修理をするセルゲイ
遺跡を背にしてアフメトさんと記念撮影 パンク修理をするセルゲイ
朝起きたら中庭に呼ばれた。目玉焼きとパンがすでに用意されている。卵は新鮮でおいしい。目の前に鶏がずらりと並び金網越しにこちらを見ている。おいしいわけだ。

さて、カカ郊外の遺跡を見せたいというアフメトさんの希望で、カカの西端から少し行ったところにあるABYWERD遺跡へ2台の車で移動。彼はここを管轄する責任者で、現在も遺跡の発掘調査は続いている。無名の遺跡だが廃墟が広範囲にみられて、都市があった様子がはっきりと分かり、興味深かった。そこへサイドカー付きの大きなバイクに乗って一人の男性がやってきた。彼は石を加工してみやげ物を作っている人で、箱から取り出していろいろ見せてくれた。気に入ったものを1つ購入。セルゲイいわく彼のバイクは「ソ連のハーレー・ダビッドソン」らしい。ちなみにアフメトさんの車は72年製の名車だそうだ。

記念撮影を済ませて遅めの出発。はじめ50kmは快調だったが途中から向かい風が始まリ急激にスピードダウン。そして向かい風はさらに強まっていく。地形が変わったわけではないのだが。今日は気温が高く38度を越えたあたりから風が温風になる。一人なら予定を変更してアシュガバットの手前でキャンプするところだがそうもいかない。仕方ないのでひたすらこぎ続けるがめちゃくちゃつらい。10kmごとに休みながら進み、車中で昼食。お湯が切れた、というかぬるくなったので、宿の人に頼んで新しいのをもらったのだが、これがチャイだった。飲むには困らないがカップ麺が作れない・・・。だがよく考えれば中国では炒面があまりに辛い時に茶を少し入れていた。問題ないはず!!と思い茶で作ってみたら全然気にならなかった。何でもやってみるものだな。あいかわらずの向かい風の中を進み、アナウのバザールの手前で走行を終了した。自由旅行なら遺跡でキャンプするのに。結局105km走ったがカフェはなかったしきついコースだなと思った。

へとへとで車に乗りこみアシュガバットへ。アナウからは10kmの距離だ。アシュガバットに入るゲートでの検問では全車、トランクを開けられていた。さすがに首都だけあって徹底している。宿泊はホテルトルクメニスタンで一応エアコン、シャワーはあるが、「旅行人」ガイドに書いてあるように設備は古くて大したことなかった。DN TOURSはここをいつも利用しているようだ。自転車は2階の部屋に持ちこんだ。セルゲイはオフィスヘ寄ってから帰宅。一人で夕飯をホテルのレストランで食べたが客は私だけで冴えない感じ。料理もダメだった。気をとりなおして明日は観光だ。
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