シルクロード日記:中国
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  5 MAY 2004      
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 天  候:曇り  最高高度:2580m
最高気温:28度 終点高度:1777m
最低気温:15度 終点緯度:38.45.93
走行距離:103.5km 終点経度:101.07.07
走行時間:7時間00分 宿  泊:A 招待所
終着地 :山丹 宿泊代 :30元
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2004年5月31日(月)
 万里の長城あらわる  峠越えで瀕死...の顔
万里の長城あらわる 峠越えで瀕死...の顔
穴虫メモによると永昌から山丹まで一般道はないらしい。永昌の町の中心(鐘楼)から南ヘ向かうと「永山高速」の料金所に突き当たった。町の地図がないので朝はいつも町を出るのに苦労する。この高速は永昌と山丹を結ぶ片側2車線の道路だが、山丹方面の道は工事中で、反対側の2車線を使って両方面の車が通行していた。かなり危なっかしい。進んでいるとそのうちこちら側が工事になり、反対の2車線へそろって移ったりする。大型車が多いから、自転車としては怖い、怖い。
昨日は追い風だったが、今日は見事な向かい風。2500mの峠が待ち構えるがなかなか進まず、ジュースを買った売店兼住宿で昼寝させてもらう。その後もペースは上がらず、峠まであと15kmが長い。やっとの思いで峠を越えた。もう無理かと思うほどしんどかった。下りになってしばらくすると、右手に万里の長城が出現。さらに行くと長城が道路と交差し、今度は左手にまわった。交差するあたりにはドライブイン、博物館があったが客はおらず、けだるい雰囲気が漂っていた。私もパス。
向かい風は続き下りも簡単ではなかったが、何とか距離を延ばして山丹出口で高速を降りた。高速はもう少し先まで続いていそうな雰囲気だった。山丹の出口から街中までは少し距離があり、中心まで行かずに街外れの招待所に入った。今日は久々の100km超。疲れた。招待所の人は親切で、近くの食堂まで連れていってくれたり、世話を焼いてくれた。おかげで食堂の人とも仲良くなり、過ごしやすかった。
ところで今日気づいたが携帯は圏内なのに、電話がかけられない。中国職通はチャージしていた通話料を使い果たしたかもしれないが、なんでドイツテレコムの方も無理なのか。日本と連絡とれず。
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