シルクロード日記:中国
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  5 MAY 2004      
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 天  候:快晴  最高高度:--m
最高気温:28度 終点高度:--m
最低気温:17度 終点緯度:34.22.56
走行距離:119km 終点経度:107.08.66
走行時間:7時間34分 宿  泊:A天井大浴都
終着地 :宝鶏 宿泊代 :60元
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2004年5月16日(日)
今日は宝鶏まで行く。100km以上あるががんばるぞ。
気合いで5:30起床、6時すぎには出発。けっこう涼しくて(寒いくらい)快調にとばした。あいかわらずの車、人。平日と休日の違いはなくあらゆる物を乗せた車、自転車が行きかう。穴虫メモを見ながらいくつも村を過ぎていく。道は良かったり悪かったりで、村の中が特にひどい。日本と逆ね。
そのうち疲れてきて何かうまい手はないかなと考えて高速道路を走ることにした。近距離ならジモティーもチャリで走るようだ。もし怒られたら降りればいい。交通量はまばらで危険は少ない。こっちの車はしつこいくらいクラクション鳴らすし。一般道に比べて舗装はいいし、最短経路でアップダウンも少ない。しかしここは中国、いいことばかりではない。全く日かげがないのだ。暑くて死ぬかと思った。パーキングエリアは1つしか見かけなかった。大型トラックがトラブった人は自分で何とかしようとしていた。さすが自己責任大国。乾ききったので道路横の土手を降りて木の影で昼寝。寝れたもんじゃなかった。90kmあたりで完全にダウン。しかし高速出入口近くの市場で買ったバナナで完全に復活。120km完走した。
ここからが面白い。「大酒店」「大飯店」はよく見るが、「大浴都」は初めて。玄関はめちゃくちゃ立派で、1Fが大浴場だ。そこを自転車を押して通り抜けていき、3Fまでかついだ。従業員が手伝ってくれた。従業員がやたらと多くて、何でも手取り足取り。階段の電気は普段消してあり、客が通りかかると駆け寄ってきてつけてくれる。
風呂がまたすごくて浴場の中にまで男性の係がいる。そもそも脱衣場を抜けて2Fヘ上がるということは女性は泊まれない?写真がないのが残念だが、浴室は広くて寝台が並んでいる。ここに一糸まとわぬ客が寝そべって、片手にミトンみたいなのをした係(男性)がア力をこすりとっていくのだ。俺なんか風呂あがりにタオルを巻いてもらっただけで緊張したのに。しかしこれだけ人が余っているのにまだ求人している中国ってバブリー。
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