シルクロード日記:中国
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  5 MAY 2004      
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 天  候:晴  最高高度:1970m
最高気温:26度 終点高度:1962m
最低気温:--度 終点緯度:38.14.58
走行距離:72.1km 終点経度:101.58.31
走行時間:4時間00分 宿  泊:A 借鎖社招待所
終着地 :永昌 宿泊代 :20元
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2004年5月30日(日)
 見渡す限りの荒野  木陰でひと休み
見渡す限りの荒野 木陰でひと休み
今日は日曜日だ。腕時計がそう表示している。でも実感がない。中国の人たちは平日も日曜もあまり違いがない。毎日、店番をしながらトランプ、麻雀、将棋(?)にあけくれている姿をよく見る。とくにこの将棋みたいなのは、丸い石を盤上に並べていくのだが、全く分からず。あとビリヤードも人気があって、どんな田舎でもプレイしているのを見かける。台は決まって屋外にあって、砂煙のなかプレイしていたりする。あとバドミントンも人気絶大で街でよく見かける。TV中継も多い。さて、今日は晴天。体が重いが出発することにした。あいにくエレベーターが点検(?)のために停止していたが、6階から階段で自転車を運ぶのはきつい。頼んだらエレベーターを動かしてくれた。この国では諦めたら負け。何でも言ってみること。親切な警備員が道を教えてくれたがちょっと怪しい。気持ちだけありがたく受け取り、自分で標識をチェックして国道312号線に復帰。永昌まで70kmなのでここを目標にしよう。それでもって明日は2500mの峠を越える。その後は下り中心で張掖に着く。道はゆるやかな上りが続いたが追い風なのでペダルが軽い。一日遅らせてよかった。
そのうち景色が緑から茶色へとかわってきた。砂と土と石の世界。砂漠地帯に入ったのか?林や農地はとびとびにしか現れず、その間は荒涼としている。それでもやはり中国、どこに行っても町があり人がいる。ちょうどよいタイミングで昼食(牛肉面)をとり、(少し)余力を残して永昌へ入った。穴虫メモによればここを過ぎるとあと30kmは宿がないとのこと。まだ午後3時だが走行終了とした。招待所は建物の上の階にあることが多いので敬遠してきたが、今日は泊まることにした。3Fまで自転車をかついで上がったが思ったより楽だった。タンデムだときっと大変だろうな。部屋は3人ドミトリーで先客が一人いた。宿の人に大丈夫だとは言われたがやはり盗難が心配なので、一人で一部屋使わせてもらうことに。本来なら10元x3=30元だが、20元にしてもらった。感謝。
夕飯は炒面。普通の中華料理屋をあまり見かけなくなってきた。周りの人をみても面(麺)ばかり食っている感じだ。朝はカップラーメンだったし、面づくしの一日だった。
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