シルクロード日記:トルコ
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天 候:晴れ
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最高気温:--度
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最低気温:--度
終点緯度:--.--.--
走行距離:--km
終点経度:--.--.--
走行時間:--時間--分
宿泊:B Tree of life
終着地 :イスタンブール
宿泊代 :5$
2004年11月7日(日)
左から順にステファンさん、石橋さん、私
サバサンドの屋台
昨日サッカーを一緒に観に行ったうちの一人に日本人バイカーの石橋さんという人がいた。日本を10万キロ経験したあと満を持して海外ツーリングへと旅立ったそうだ。初めての海外旅行が新潟からウラジオストックまで船で渡ってスタートというのもすごい。乗り物は違うがやはり移動手段が似ているので話が合い、ロシアの話を色々と聞かせてもらった。彼はコールマンのガソリンストーブを持ってきたがここまでたったの3回しか使っておらずもっと小さなのがよいという。逆に私の場合は非常用にしか使わないと決めてアルコールバーナーを持ってきたのに最近はパスタを作るのが日常化してしまい、もっと火力の大きなものが欲しかった。燃料アルコールの入手も意外と面倒だ。そこで私たちはストーブを交換することにした。これはなかなかよいトレードだったが差額分を私がトルコリラの現金で払った。
石橋さんと話し込んでいたらドイツ人サイクリストのステファンがドイツ人らしく約束の時間ぴったりに宿に遊びに来て、3人で英語で談笑した。彼はドイツの空港税関職員で英語がとてもうまいが私のつたない英語を嫌な顔をせずに聴いてくれる。グルジアのゴリで撮った、第2次世界大戦でドイツが降伏文書に調印した列車車両の写真を見せたら、パリにも同じものがあるんだと言って少し悲しそうな顔をしていた。
今日は3人で外出してステファンと一緒に自転車屋に行ったり、ガラタ橋でサバサンドを食ったり、レストランでビールやラクを飲んだりと夜まで一緒だった。何でブッシュが再選されたのか理解できないとか、政治に関する話もかなりして面白かった。ステファンは旧西ドイツのシュツットガルト出身だがドイツ分断時代の話を聞けて興味深かった。やはり同じ敗戦国どうし、話が合う。
私のホームページでも紹介している中山嘉太郎さんが近所のコンヤペンションというところに泊まったとの情報をこの宿の情報ノートで発見し、夕飯の前にコンヤペンションへ行ってきた。残念なことに写真などの足跡はとくに見つからなかったが、彼を身近に感じることができて本当によかった。