シルクロード日記:トルコ
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天 候:曇り
最高高度:100m
最高気温:--度
終点高度:32m
最低気温:--度
終点緯度:41.00.40
走行距離:32.6km
終点経度:28.58.60
走行時間:2時間12分
宿泊:A YENi OTEL
終着地 :イスタンブール
宿泊代 :10mil.
2004年11月3日(水)
トプカプ宮殿で記念撮影
充実感に満たされた
今日はいよいよイスタンブールのトプカプ宮殿にゴールする。はやる気持ちをおさえてまずは腹ごしらえのためホームの食堂へ。入居者の老人はもちろん、職員も普通に食べておりラマダンはどこへやら。でも考えてみれば夜勤者がラマダンをやるのは大変だから例外なのだろう。朝食を終えたら荷造りしてすぐに出発したいところだがなんと後輪のパンクを発見。パンクは通算19回目(後輪15回目)。玄関でチューブを交換していると面会の家族が次々とやってきて少し驚いた様子でこちらを見ながら通りすぎていく。
職員に見送ってもらい出発。幹線道路のつくりは高速道路のようで沿道の町をバイパスして通りすぎていく。町から入ってくる車が右から、町へ出ていく車が左から寄ってくるので挟みうちにあってしまう。もうすぐイスタンブールに着くという感慨はなく車にひかれないように必死に走り続けた。排気ガスもきついしトルコ最悪の道路だ。桟橋のかなり手前から車が長い列を作っていて歩道に自転車を上げて進んだ。そしてようやくハレムの桟橋へ着き対岸に5年ぶりのイスタンブール市街をのぞんだ。
しかしここでまたしてもパンクを発見。パンクは通算20回目(後輪16回目)。チューブを交換しようと思ったらちょうどフェリーが入港してきたので空気を入れただけで切り上げて乗船。15分程度の船旅だが対岸に近づいてくるイスタンブールのヨーロッパ側市街を見ているとついにここまで来たかという感動が沸いてきた。
エミノニュ桟橋からトプカプ宮殿へ。公園に入り宮殿の入場門を目指して自転車を押して石畳の坂道を上っていく。ここまでの6ヶ月8500キロの道のりがすべてその一歩一歩に凝縮されて充実感が体全体にこみあげてくる。そしてついに入場門までたどりついた。門の前で日本で寄せ書きしてもらったホークスの旗をかかげて記念撮影。ついにやった。
宿は山口くんに教えてもらったYeniOtelへ。さすがに彼はもういないと思ったら、なんと1時間ほどして山口くんが現れた。ブルガリアから帰ってきたところらしい。思いがけず再会してまた相部屋となりイスタンブール到着を祝ってもらった。