シルクロード日記:トルコ
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 天  候:曇り  最高高度:170m
最高気温:--度 終点高度:54m
最低気温:--度 終点緯度:40.51.18
走行距離:115.8km 終点経度:29.17.40
走行時間:6時間54分 宿泊:(A) 海の見える老人ホーム
終着地 :イスタンブール郊外 宿泊代 :0
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2004年11月2日(火)
ついにマルマラ海へ到達  老人ホームの部屋はきれい
ついにマルマラ海へ到達 老人ホームの部屋はきれい
朝のんびりと支度をしていたら庭師のおじさんが水をやりに来た。怒られるかと思ったが何も言われなかった。レストランはやはりやってなさそうで庭の手入れのためにそのおじさんが通っているらしかった。

イスタンブールまであと150km。今日は100km以上進んで残りを50km以下にしたい。スタートして13kmほどでAdapazariに到達。ここは大きな町のはずだが沿道はさみしく、何も買い物はしなかった。その後アップダウンをくり返して湖畔へ出たがやはりシーズンオフのため沿道のレストランはみんな閉まっていた。テントが張りやすそうだ。しだいに町が始まりイズミトが近づくにつれてどんどん交通量が増えてきた。今までのトルコのどの町よりも大きくて走りにくい。イスタンブール市内に入ったらどうなるんだろうと心配になってしまう。大きすぎるイズミトの町は10km続き、その途中でようやくマルマラ海と対面。カスピ海、黒海に次ぐ3つ目の海だ。ああついに山岳地帯が終った、あとはイスタンブールまで走るのみだ。

しかし町を出ると道は海と高速に挟まれて工業地帯を行くようになり、その意気込みは消えかけてしまった。空気が最悪で逃げ出したい気分だ。汚い空気の中、きつい上りを経て丘の上へのぼりGebzeで100kmに到達。そこからは急な下りで距離を稼ぎ今日のノルマは達成した。あまリイスタンブールに近づくとテントを張る場所がないのでと思い場所を探し始めたが、すでに市街地が始まっていてもう見つからなかった。カフェに頼むが張らせてもらえず再出発。

外はもう真っ暗で困り果ててパトカーに相談したら親切な警官で車でホテルまで先導してくれた。そこはじつは老人ホームで警官の猛プッシュで泊めてもらえることになリ、本当に助かった。しかも若い女性マネージャーは英語ができて二食付きで無料にしてくれた。このホームはハイクラスで8年前にできたという建物は新しくてうらやましい限り。入居者には英語ペラペラのおばあちゃんがいたりしてハイソな雰囲気だった。それにしてもまさかイスタンブール前夜に老人ホームに泊まるとは。
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