高旗山 林道ツーリング
   


日山源田林道・三森峠
2003年11月

 郡山市内から猪苗代へ自転車で抜ける場合、ルートは3つ考えられると思います。
  <1> 大滝山編で紹介した、中山トンネル(中山峠)をいくルート
  <2> バイカーに有名な御霊櫃峠を越えるルート(今は鋪装されてます)
  <3> 三森トンネル(三森峠)をいくルート
 今回は<3>を紹介します。楽なのは新しい三森トンネルを進むルートです。しかし、それでは面白くありません。トンネルを挟んで北側には旧道・三森峠(800m)、南側には高旗山(968m)があります。
 三森峠への旧道は新トンネル開通後に封鎖され、入り口にはガードレールが横向きに設置されており、自動車・バイクは侵入できません。つまり歩行者・自転車天国です。私が郡山側からアクセスしたときは、途中で道が崩落していたり、腰の高さまで草が生えていたりしていましたが、旧トンネルまで行けました。ここはお化けが出ると地元では有名です。なお、旧トンネル入り口から御霊櫃峠へ抜ける山道があるらしいです。
 高旗山ルートは、日山源田林道を進むことになります。ここは未鋪装でMTBの醍醐味が味わえる上に、途中に山頂までの参道があり、自転車を途中で置いてハイキングもできます。写真が手もとに残っているので、以下で紹介していきます。
 行きは三森峠、帰りは日山源田林道などと組み合わせることができるので、とてもルート設定しやすく、超おすすめエリアです。猪苗代湖周辺にはキャンプ場があり、泊まる場所にも困りません。



 

 

   
<モデルコース>
郡山駅を出発、6号線を西へ 〜
源田温泉の看板をやり過ごして進む 〜
三森トンネルの旧道入り口へ(分かりにくい)〜
トンネルを越えると下り 〜
6号線へ戻って猪苗代湖へ 〜
湖畔で休憩、昼食、ここから折り返して郡山方面へ戻る 〜
日山源田林道へ入る 〜
峠の頂上へ到達、下山 〜
下る途中、山頂への参道入り口がある 〜
自転車を置いて参道をトレッキング 〜
下山

<アクセス>
JR郡山駅(新幹線が停まる)から日山源田林道の入り口までは15kmくらい。

<所要時間>
郡山駅発着として、日帰りが可能。時間があれば喜多方、磐梯など足を伸ばしたいところは多いです。

<食事>
中山トンネルのルートと違って店は少ないです。あらかじめ用意しましょう。

   
 
 
左手が日山源田林道の猪苗代側の入り口です。写真手前が郡山、奥が猪苗代になります。見落としやすいです。   林道の猪苗代側に立つ看板。6号線から南に入って少しだけ下ったところにあります。
 
さあ、猪苗代側から林道走行スタートです。よく引き締まった路面で走りやすい。   ほとんど車はなく、とても静かで、満足度がかなり高いです。
 
林道の最高点はどこかよくわからないまま、いつの間にか下りになる感じです。   下っていくと途中に看板が・・・。スピードを出していると通り過ぎてしまいます。ここに自転車を停めてトレッキング開始。
 
道はけっこう急です。サイクリングで疲れた足にはかなりこたえます。参道を歩く気なら猪苗代側から来て、下りの途中に寄るのがいいでしょう。   「本宮まであと○○M」という看板に励まされて登り続けます。
 
クタクタになってついに到着。ずいぶん簡素ですが神社です。   頂上は非常に狭く、10人も来れば満員といった感じ。先客が一人いました。
天気に恵まれなかったのが残念。 先客のおじさん。自転車で古い神社をまわっているらしい。恐るべし中年パワー。

<郡山側から日山源田林道へ入る場合>
6号線(郡山湖南線)を西へ進み、市街地を抜けてしばらくすると「源田温泉」の看板があります(左下の写真)。ここを左折。すぐに左右に分かれますが道なりに右へ進んでください。そうすると、「熊田屋」「高旗山登山道入り口ハイキングコース」の看板があります(右下の写真)。ここを左折すればすぐに林道の青い看板が立っていますので、そこから日山源田林道スタートです。

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