#3ではトルクメニスタン、アゼルバイジャン、グルジア、トルコ、ギリシャ、イタリアの紹介です。トルクメニスタンでもロシア人は都市部にしかおらず、サイクリング中はトルクメン人にばかり会います。彼らはトルコ系のトルクメン語を話します。いくつかの部族に分かれており、地域によってけっこう顔立ちが違う印象です。
カスピ海を渡ったアゼルバイジャンはアゼリー人が多いですが、彼らはトルコ人にかなり近いです。カフカスは多民族地域でありアゼルバイジャンにも少数民族が多くいて、私はレズギン人の家に泊めてもらいました。
隣国のグルジアは複雑な民族構成で内紛が多く、内戦状態は完全には解消されていません。西部のアジャラ自治区はアジャラ人(ムスリム化したグルジア人)が多く、イスラムの挨拶が通じました。
トルコは今回、黒海沿岸を走ったのでクルド人にはほとんど会いませんでした。トルコ人はいろんな顔がいますね。ギリシャとメチャクチャ仲が悪いけど、エーゲ海沿岸まで行くとギリシャ風の顔をした人がけっこういます。ギリシャとイタリアの説明は割愛します。
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