北東北 周遊ツーリング 後編
   


青森〜鯵ヶ沢〜深浦〜能代〜大潟〜秋田
2006年9月

 さあ後編、4〜6日目です。台風が襲来し、4日目の朝に青森に着いた時にはあいにくの雨と風。ファミレスで学生チャリダーと喋っていましたが、結局出発することに決めて西へ。なま暖かい追い風に乗って快調に飛ばしました。しかし、翌日日本海沿岸を走った時は、自動車も徐行するほどの激しい逆風でした。避難してホテルへ泊まる羽目になり、かなりストレスでしたが、運が悪いと思ってあきらめるしかない。おかげで忘れられないサイクリングとなりました。
 台風はきつかったですが、今回のサイクリングは十和田湖、ブナ林、奥入瀬渓流、日本海沿岸、八郎潟など、とてもバリエーションに富んでいて、かなり充実したものでした。東北を走るなら太平洋沿いの国道だけでなく、山も含めていろいろ走るとよいでしょう。



 

 


<4〜6日目のコース>
つがる地球村キャンプ場
(森田村)
→ 裏道を多用して西進
→ 鰺ヶ沢町
→ 国道101号線をひたすら走る
→ 千畳敷
→(大間越街道)
→ 行合崎
→ 深浦
→ 黄金崎
→ 岩崎
→ 八森
→ 峰浜
→ 能代
→ 八竜
→ 大潟(八郎潟)
南の池公園 キャンプ場
→ 天王
→ 秋田
→ 輪行して帰宅

 

 

第4日 走行距離 55.4km キャンプ場〜鯵ヶ沢〜深浦

第5日 走行距離 86.6km 深浦〜能代〜大潟(八郎潟)

第6日 走行距離 40.8km 大潟〜秋田

 

新小戸六ダムの近くを走っているとこのような水場が。よく冷えていて、とてもおいしい水だった。

  日本海沿岸にやっと出たが、朝早すぎてまだイカ焼きの店は開店準備中。店の裏で撮影。   このようにイカ焼きの店がやたらたくさん並んでいる。この頃はまだ風は穏やかだった。  
 

千畳敷。観光スポットになっていてバスも来ていたが、単なる休憩スポットだ。

  風がどんどん激しくなってきた。なんで台風が日本海を北上するのか。観光どころじゃない。   雨宿り中。リンゴをここに乗せて走ってみたが一回も落ちず。  
  ここは行合崎野営場。炊事場・トイレ・更衣室があるが、かなり汚れてクモの巣が張っていた。   行合崎。すごい景色だ。強風のため海はシケていて、岬にいると恐怖感を感じる。本当はここでキャンプする予定だが・・・。   これも行合崎。野営場と海が近すぎて怖い。波と風の音で頭がおかしくなりそう。まだ昼過ぎなのでさらに進むことにする。  
  虹がかかっているが、台風のことで頭がいっぱいで楽しむ余裕なし。   深浦漁港。この後大雨になった。この町の郊外にある八森山キャンプ場へ行ってみたが管理人不在。  

やむを得ず深浦観光ホテルに宿泊。重たいキャンプ道具を積んで走っているのだから、ホテルに泊まるのは抵抗がある。

 
  室内は典型的な旅館スタイル。雨が弱まった隙に深浦の町で買い出しをして日本酒をガンガン飲む。   買い出し中に布団がしかれていた。ツーリング中は早寝早起き。4〜5時に目が覚める。   白神岳の方へ行くロープウェー。この国道は五能線とずっと並走している。五能線は鉄道マニアに有名。  
  ここは日本?と言いたくなる景色。台風一過で晴れ渡り、快調に走る。風向きも良い。   お殿水という湧き水。この水でラーメンを作って食べた。ここの道の駅はとても小さかった。   アップダウンは多いが景色がいいから楽しい。やっぱりサイクリングはこうでなくちゃ。  
  能代大橋。ここを越えればいよいよ能代市街だ。   能代で食った寿司定食は安くてうまかった。でも市内はシャッター街が目立つ・・・。   なぜかローソンばかり。他のコンビニはあんまりみかけない。  
  八郎潟はとても大陸的。何キロもまっすぐな道が続く。この道の両側には広大な農地が広がっている。   写真奥に見えるのが南の池公園キャンプ場。ここも寂しそうだ。また一人か?と思う。   先客を発見。なんとサイクリストだ。このあと二人で大宴会。無料のキャンプ場だから人が集まる。  
  これが八郎潟。こんなところによく入植したよなと思う。その甲斐あってこの地区の農業は成功を収めている。   ついに来た秋田。秋田城には行かず。けっこう疲れたので、さっさと帰るモードに。  

秋田駅。さっさと新幹線に乗って帰ってしまいました。存分に楽しんだので未練なし。

 

※GPSデータの加工には「カシミール3D」を使用しました。
カシミールはDAN杉本さんが配布しているフリーソフトです。

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