福島・山形 周遊ツーリング
   


福島・山形 周遊ツーリング(金山峠/桧原峠、米沢街道)
2005年8月

 夏休みを使って2泊3日でキャンプツーリングをしてきました。郡山、猪苗代、桧原湖と進みましたが、桧原湖は猪苗代湖よりも標高が高く奥まった感じがしてよかったです。スカイバレーという元 有料道路(現在は無料)が米沢まで通っていますが、峠、林道好きの私としては旧道の金山峠(桧原峠)にこだわりました。郡山が寂しい宿場町だった頃から会津と米沢には城があり、文化があり、米沢にはかの上杉謙信が君臨しました。桧原峠は今は所在もはっきりせず記念碑が残るのみでしたが、金山峠を通過できて大満足でした。
 今回のレポートからはGPSを活用していきます。技術の進歩って目覚ましいですね。記録の整理がメチャクチャ楽しくなります。



 

 

 

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<アクセス>
JR郡山駅(新幹線が停まる)からの周遊コース。桧原湖や桧原峠を目指すならやはり郡山が便利だと思う。もっと北へ行って輪行して帰ってくるなどパターンはいろいろと考えられる。米沢からは喜多方にもアクセスがよい。

<コース>
郡山市内の自宅を出発 → 49号線を北西へ進む → 志田浜のセブンイレブンで右折 → 桧原湖までがんがん上る → 湖畔でキャンプ → 金山峠(桧原峠)越え → 米沢で牛丼を食う → 東へ山越えをして福島へ → 福島市内まで下ってから右折してフルーツラインへ → あづま総合運動公園近くでキャンプ → 道の駅つちゆまでどんどん上る → 郡山へ到着

<所要時間>
1泊2日でも行けるだろうが桧原湖でキャンプしないともったいないので2泊3日。のんびり走ってみては?

<食事>
日本には本当にコンビニが多いなあと感じた。補給には困らない。ただしスーパーは少ないので自炊用の肉類を買うタイミングが難しい。

 
         

第1日 走行距離 60.6km 郡山〜桧原湖

第2日 走行距離 92.8km 桧原湖〜米沢〜福島郊外

第3日 走行距離 45.8km 福島郊外〜郡山

    ネット通販でアメリカから発送してもらったオルトリーブのリアバッグ(日本未発売の新型)。防水性が完璧な反面、中で蒸れるため濡れた物を入れられない。   もう何度サイクリングで来たことだろう。猪苗代湖。晴れているときれいだが見飽きた気もする。   志田浜キャンプ場近くにセブンイレブンがあり、買い出しをしてから浜辺で昼食。今日はここで終わらずさらに北上すると思うとわくわくする。  
   

セブンイレブン脇の道を北上する。この道は以前にも走ったことがあるが今回も気持ちよい。磐梯山がきれい。

  冷えた桃を100円で売っていた。桧原湖まで標高を上げていく途中で一休み。おいしい!!   桧原湖。奥まったところにあるせいか、秘境感があり水面も猪苗代湖より輝いて見える。  
    湖沿いのアップダウンを繰り返して早稲沢キャンプ場に到着。南東北病院磐梯診療所過ぎの交差点を右折してからは補給なしなので注意。   ボートの大会があるらしくごった返していた。疎外感を感じるがすぐに気にならなくなる。地代は1人1000円(高い)で、水場にスポンジ・洗剤あり。   桧原湖北岸の金山集落から旧道に入った。しばらくしてダートに。ツーリングマップル2001と同じ位置なので、工事はしていないと思われる。  
    桧原峠があったことを示す記念碑。この脇に道の跡があったが人の背ぐらいの草が生い茂っていた。   ここが金山峠。景色はまったく見通せない。こういう峠もある。景色が悪かろうが、上りきったことがうれしい。  

上杉家御廟所。上杉謙信の遺体は会津を経て米沢へ運ばれてきたというから桧原峠経由かもしれない。合掌。

 
    西栗子トンネルで3kmの恐怖体験。本当は米沢から西へ行くつもりだったが向かい風が強くて嫌になり東へ。このトンネルまでひたすら上る羽目に。   福島市郊外、あづま総合運動公園近くの水林自然林キャンプ場。桧原湖とは逆に誰もいなくて不気味。川原って危険な場所だと思う。   福島市中心部に出たくないので安達太良山方面へ。またしても上りだ。苦痛が快感に変わっていく!?  
    道の駅「つちゆ」結局800m近くまで上がってしまった。建物の中には入らない。走ることに徹する。   安達太良山はそんなにきれいだとは思わなかった。キルギスが懐かしい。でもここから本宮方面への下りは楽しい。  

下りの途中にある岳(だけ)温泉。ここはちょっと心を惹かれた。この後も順調に進みトラブルなしで郡山へ帰宅。

 

※GPSデータの加工には「カシミール3D」を使用しました。
カシミールはDAN杉本さんが配布しているフリーソフトです。

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