バルト三国自転車旅行 前編
 


ビリニュス → パネベジス → リーガ
2002年9月

 バルト三国を走ってきました。これらの国はソ連崩壊により外国人が自由旅行できるようになりました。旧ソ連諸国の中では経済レベルは高く、治安もおおむね良好です。まだ若い国々で、まさに憲法を作る過程から国民みんなが関わっているという感じです。人口が少ないのでなおさらそう感じます。
 ところで今回の旅行はリトアニアの首都ビリニュス在住のRasaさんにお世話になりました。Rasaさんは私の友人がイギリスに留学したときのクラスメートで、彼女が来日した時に一緒に食事したことがあり、私がビリニュスに滞在する間、色々と面倒を見てもらいました。彼女は救急部のドクターなのですが、夏休みは1か月以上あり、よく外国をまわるとのことでした。同じ医者なのになあ。ところ変われば・・・ってやつですね。うらやましい!



 

<アクセス>
飛行機:成田→コペンハーゲン→ビリニュス。
スカンジナビア航空利用。デンマークのコペンハーゲンで乗り継ぎのために1泊。2回目の滞在だった。やはり物価が高い!

<旅行期間>
2002/9/21〜9/29

<コース>
ビリニュスから北上し、リーガを経てタリンへ。ヘルシンキへフェリーで渡り、コペンハーゲン経由の飛行機で帰国する(だが後編にあるように便を変更した)<ビザ・国境>
日本国籍の場合、エストニア・ラトビア・リトアニアともビザは不要です。国境のチェックも厳しくありません。バッグの中もチェックされませんでした。

<天候>
休みの都合で9月に行きましたが、すでに寒くて、粉雪が舞っていました。6月頃が理想かな。

<道路>
ハイウェイは状態が良い。交通量が非常に少ないので自転車でも問題なし。ただし単調で飽きる。脇道は木立に囲まれて心地よいが、路面が悪い。

ビリニュスで歓待され長居してしまい、予定が大幅に遅れて出発。ハイウェイを進む。交通量は乏しく、自転車にはありがたい。 途中、ハイウェイ脇で休憩して、屋外で昼食。ここでも充分きれいですが、脇道に入るともっときれいです。
昼食後に散歩したら馬を発見。柵もないところだけど、放ったらかし。 ハイウェイを外れて脇道へ。当たり前だけど、生活感があるのはこっち。外れて脇道へ。
村の売店。店はここ一軒だけでした。車はソ連製かな? 木と水に溢れた国です。
リガのホテルSaulite。わりと快適だが高いので翌日にはラトビア大学ホステルへ移動。 これもSaulite。大雨に降られて逃げ込むようにチェックイン。自転車は部屋に持ち込みました。

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